みんなの居場所づくりのために

よりみちステーションは、子ども若者が安心して自分らしく暮らせるように、子ども若者の日常の中に地域のいろんな人たちがごちゃ混ぜにふれあう居場所づくりに取り組んでいます

よりみちステーションは、どんな時でも、「子どもが 子どもらしく 過ごせる場づくり」をしています。

自粛生活から、少しずつ元の生活に戻る中で、「新しい生活様式」や「遅れを取り戻す!」に戸惑っている子どもたちの様子が気になります。また、誰も経験をしたとこのない未知の暮らしに心配事が増えている保護者さんもいます。

のびのび遊んだり、好きなだけおしゃべりできる安心して過ごせる場が、今まで以上に求められているように感じています。

よりみちステーションの運営は、よりみちの居場所を守りたい大人会員の会費、寄付金が主なもので、みなさんからの想いの持ち寄りで支えています。

この度、内閣府特命担当大臣から表彰されました。

主な活動は

2012年4月より、子ども若者の健全な成長には、地域の多様な世代の人との関わりが欠かせないという想いのもと、子どもの身近な生活圏にあって、日常的な関わりのできる小学生を中心とした放課後の居場所「よりみちステーションぼちぼちや」を毎週水曜日の放課後に開設しました。

活動を続ける中で、小学生だけでなく中学生高校生、乳幼児親子、保護者なども参加するようになり、異年齢交流、保護者の関係づくりが促進。そのノウハウを活用して「佐賀県赤ちゃん力!みんなの元気応援事業」に、中学校の中に中学生と乳幼児とその保護者を中心とした地域の多世代のふれあいの場「よりみちステーションてくてく」を企画・提案し、採択を受け2013年度より実施しています。赤ちゃんの癒しの力や親子の姿に触れることで、中学生自身が親に感謝の気持ちを持ち、自己肯定感を育む効果が得られています。また、学校の中に地域をつくることで、地域の大人とのふれあいが少ない中学生が地域にふれる機会になっています。

さらに、民家を借りて、常設の居場所「よりみちステーションくむくむ」を開設しています。学校が終わってふらっと遊びに来る子どもたち。宿題をしたり、本を読んだり、おやつを食べたり、それぞれのスタイルで放課後のひとときを過ごしています。また、「くむくむ」には地域の大人の方も顔を出してくれます。ここでも、異年齢交流や保護者の関係づくりが日常的に行われています。

よりみちステーションは、地域のいろいろな人たちがごちゃ混ぜにふれあう居場所づくりに取り組んでいます。


特に力を入れていること

子ども若者ひとりひとりのありのままの姿を受け入れ、認める関わりをして、信頼される関係づくり。

子ども若者を中心として、誰でもいつでも気軽に立ち寄れるような雰囲気づくり。

みんなでパチリ!!

よりみちステーションの3つの居場所

ぼちぼちや

小学生を中心とした放課後の居場所づくり

【活動日】水曜日
【時 間】放課後
     14時~18時
【会 場】永島公民館


てくてく

中学生と地域の世代間でのふれあいの場

【活動日】木曜日
   (月2回程度)
【時 間】11時~15時
【会 場】武雄中学校


くむくむ

子どもが自分らしく過ごせる場所

【活動日】平日
   (水曜日以外)
【時 間】13時~18時
【会 場】くむくむ
     武雄町武雄5603-8

誰でも無料で利用できます

よりみちステーションの居場所は、誰でも無料で利用できます。

「何度か通うと、利用料が取られるんじゃない⁇」

「本当はお金がいるけど、お金がない人だけ払ってないんじゃない⁇」

「会員登録料がいるんじゃない⁇」

私たちの知らないところで、根も葉もない噂が飛び交っているようです。全部間違いですので、安心して遊びにきてくださいね。

大人の方へ。間違った情報で傷つく子どもがいます。不確かな情報を子どもに伝えることは、どうぞお控えください。

決まったプログラムはありません

何してあそぶ?

よりみちステーションでは、決まったプログラムはありません。

何をしてもいいし、何もしなくてもいいんです。

体験のたねまきをしています

子どもに様々な体験を‼︎
行政も民間も スポーツ、文化、自然体験など体験プログラムを展開しています。

ただ、参加には、子どもの教育に関心がある、参加費が出せる、送迎ができる など、親の役割が求められ、ある一定層の家庭に限定されています。

子どもが体験活動に参加するには、子ども1人の力では越えられないハードルが多いのです。

よりみちステーションは、子どもの徒歩圏内に「参加費無料」「親の申込み不要」の居場所・たまり場をつくって、体験のたねまきをしています。

ごはん+♡(プラスハート)

「毎月1回みんなで集まって何か作って食べよう!」とはじめた「ごはん+♡(プラスハート)」。作るだけじゃなくて、おしゃべりや異年齢でのふれあいの場として続けています。

今はコロナ禍ということもあり、みんなで作ったり、一緒に食べたりすることはできません。その代わり、おいしいお弁当を作って配っています。

この活動には、いろいろな方や団体様から寄付・助成していただいています。いつもありがとうございます。

第1水曜日はカレーの日!!

ぼちぼちやでは、毎月第1水曜日をカレーの日として、みんなでカレーを食べることにしています。みんなが大好きなカレーを、友達と一緒にほおばる…。とても幸せなひとときです。

コロナ禍の今は、みんなでカレーを作って食べることが難しいので、カレーパンを食べています。(辛いのが苦手な子のために、クリームパンなど他のパンも用意しています。)

みんな「カレーの日」を心待ちにしています。


応援してください

子どもたちの居場所づくりを続けるために、応援してください。

コーヒーのドリップバッグ「よりみちブレンド」を作りました。おいしいコーヒーを飲んで、活動を応援してください。

この収益金は、団体活動資金となり、民家の家賃や光熱費、その他の活動費として活用されます。

よりみちブレンド

皆さんに支えられて

国際ソロプチミスト佐賀フレンズ様

国際ソロプチミスト佐賀フレンズの会員24名の方より賛助会費をいただきました。

ソロプチミスト佐賀フレンズさまには、2度の社会ボランティア賞をいただいています。また、私たちの活動に大変共感してくださり、『子どものための活動支援基金』を立ち上げて、ご支援くださっています。

地元の皆様からのご支援は、本当に励みになります。ありがとうございます。

クリスマスプレゼントに

おもやいボランティアセンターさんより味の素さんの冷凍食品&ケーキ、明治製菓さんのお菓子。くらしのサポートまかせんしゃいたけおさんよりママサポート支援米。居場所の交流会でいただいたお菓子よりみちサポーターYさんよりお菓子。お菓子は、クリスマスプレゼントとして、子どもたちに配ることができました。

コロナ禍で暮らしが大変になるのでは⁇と食のサポートをしていましたが、今後も継続したサポートの必要性を感じています。

子どもと共に育つ会One☆わん

遅れての参加もOKです。Zoomでオンライン参加もできます。ちょっと 息抜き しませんか…☆

  「学校に行けない子どもをどううけとめたら…」

  「子どもの気持ちがわからない」

  「いじめを受けていないか心配…」

こんな気持ちを抱えこんでいませんか…⁇
ひとりで いろいろおもうよりみんなで語りあって つながりませんか(*^^*)

スタッフには、不登校や引きこもりの当事者の親もいますので、経験談が参考になることもありますよ。ご参加の方は、事前にメッセンジャーでご連絡ください。

おとなの居場所 よるみち

おとなにも居場所があっていいかも。

そんな声にお答えして、「おとなの居場所 よるみち」始めました。子どもたちの居場所同様、何をしてもいいし、何もしなくてもいい、気楽に集まれる居場所です。

オンラインでも参加可能です。

〇表彰

2022/11/30  令和4年度「子供と家族・若者応援団表彰」子供・若者育成支援部門 内閣府特命担当大臣表彰

2012年に活動を始めてから、子どもが主体的に自己選択・自己決定できるように、「何をしてもいいし、何もしなく てもよい」場を地域の日常の中につくってきました。

そのために、大人が提供するプログラムはなく、子どもは自分が 過ごしたいように過ごしています。

見守る大人は、子どものありのままを受け入れて、どんな時でも肯定的に関わることを大切にして11年目を迎えました。

10周年という節目の年に、このような名誉ある賞をいただき、本当に嬉しいです。

選考委員さんからの講評で、AERA編集長木村委員さんから「素敵なのが、”何もしなくてもいていい”ことに惹かれました。子どもの居場所の活動といえば、大人の方が用意してアピールしがちですが、子どもたちが居やすい場所とは、こんなところではないでしょうか。これからも続けていってください。」と言うお言葉をいただきました。

よりみちが大切にしている”あり方”を評価していただけたことは、これから活動を続ける上での自信になりました。

最後になりましたが、これまでよりみちに来てくれた子どもたちをはじめ、関わってくださるたくさんの皆さん、今回ご推薦くださった佐賀県様に感謝申し上げます。

内閣府表彰

2019/5/27 国際ソロプチミスト佐賀フレンズ様

国際ソロプチミスト佐賀フレンズさまから表彰されました

2019年5月27日に国際ソロプチミスト佐賀フレンズさまより「社会ボランティア賞」をいただきました。このような名誉ある賞を頂き、感謝しています。


〇講演活動

子ども・人権・居場所・貧困・不登校などのさまざまなテーマで講演依頼がありました。

2016/2/27 民主教育を進める杵島・武雄地区会議「ありのままを受け入れる」

2016/6/24 鹿島・嬉野・藤津地区養護教諭部会と教育相談部会「居場所から見えた子どもの育ち」

2018/6/4 杵島武雄地区人権・同和教育研究会「ありのままで」

2018/7/27 佐賀県子ども・若者推進サポータースキルアップ講習会

2019/2/1 母と女性教職員の会「ありのままで」

2020/8/22 鹿島市PTA連合会「子どもの居場所について」

ほか


〇新聞掲載

2023/1/5佐賀新聞

1/5付けの佐賀新聞に掲載していただきました。

”子どもの居場所育み10年 よりみちステーション(武雄市)大臣表彰”

2019/5/30佐賀新聞

5/30付けの佐賀新聞に掲載していただきました。

”「よりみち」など1団体1個人表彰 ソロプチ佐賀フレンズ”

2019/6/11西日本新聞

6/11付けの西日本新聞に掲載していただきました。

”寄り道しようよ 「放課後の居場所」民家など開放 佐賀の市民団体 何してもいい ありのままで 評価はしない”


〇これまでの実績

2013年度 ニッセイ財団 “広がれ、元気っこ活動”助成

2013年度 佐賀県“食と農”の絆の輪活動支援事業助成「極めよう!稲作と農村生活の達人」

2013~2015年度 佐賀県赤ちゃん力!みんなの元気応援事業委託「よりみちステーションてくてく」


〇よりみちステーション規約

第二条 目的 この団体は、身近な地域の中に子ども若者を中心とした、誰もが気軽に集い語らいのできる居場所づくり、子ども若者が主体的に過ごし、学び・育ち合う場づくりを行うことを目的とする。

>>よりみちステーション規約


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